保健室を出た香織を待っていたのは戦争犯罪者のような強制体罰であった。
身も心も裸になり自分を見つめなおしなさい・・・
体罰学園は指針としてうたう。
敵だらけ、中傷しかないペシミスティックな世界で純粋な彼女は鎖に繋がれ教室を四つんばいで裸で歩かされる。
外村は言う。
素直に間違いを乞い、もい2度と逆らわないと誓えば普通の学園生活が待っている
と。
だが、だが香織はくじけない。
それが小栗への愛なのか分からない。
小冊子「ゆりかご」に書いたとおり、暴力反対を素で訴えたいだけなのか分からない。
ただ香織は体罰後も外村に逆らう。
負けません・・・
が、現実はいつも辛辣だ。
ツッパッた代償として香織はさらにシバかれリンチに近い形で皆の見ている前で生き地獄を味わい、よだれを垂らして気絶した。
ツッパッた代償として容赦ないシバキ、リンチを受けまくる美少女、香織。
細くしなやかな体はまるで小鹿のようで痛々しく不謹慎に色っぽい。
あう・・・ふ・・・んん
叩かれまくったお尻、背中、もものライン、肩越しの消えないアザ・・・
後悔はしていない。
体罰もあまんじて香織は受けている。
しかし体は悲鳴を上げ、もはら自力では立つ事すら出来ず一生懸命ケツを浮かして立とうとするが立てない。
ぶざま・・・
学生たちは中傷しいつまでも香織を冷たい目つきで見つめ続けていた・・・