おいおいかんべんしてくれよ・・・こんなん教師でなくても悩殺されちゃうじゃんか!!ハァハァ・・・ だって教室でさ、いきなり好きな女子が誰もいない教室でこんな格好・・・いただきます(美味)!! 繰り返される妄想・・・熱美はそれでも良かったのかも知れない。 好きな小栗に抱かれるのなら。 だがこの時点では彼女は分かっていなかった。 これが誰もが経験する虚構と現実の残酷な狭間なのだという事に。 はまってしまった熱美は疑うすべもなくゆるぎない自らの妄想で酔いしれる。