場所はブラック馬鹿の家の縁側にてはじまった。
対談は不世出の変わり者、作者ブラック馬鹿と我がドレブラが誇る唯一無二のヒロイン、馬渕美智子の
２人。しまったぁぁ！！と思った時はもう手遅れだ。忙しいのに「夏だしな・・」とゆかたを書きはじめて早くも
後悔している外の修羅場など知らず２人のヴァーチャルトークは軽妙な滑りだしを見せる・・・
ブ・こんにちは、Ｄｒｅｓｓｂｌａｃｋｈｅｕｌｅｅ主催のキムタクです。
み・じゃなくって（汗）！先生、心にブレーキ持って下さいよ。はじめてここに来る人びびっちゃいますよ、もう・
・え・・・と、こんにちは馬渕美智子です。胸いっぱいのディジー、プロレスミッチー、そしてピンクフォックス
でヒロインやらせていただいてます。皆さんこんにちは。
ブ・キムタクです。
み・だから・・・
ブ・韓国人のキム・チタクアンです。なんちって（大笑）！ギャハハハッ！！！
み・・・・・帰ります。
ブ・ああーーっ！！ごっごめんなさい美智子さまミチコサマもうふざけませんからヒィィィーーッ(ﾉД`)（泣）！！
ヨダレと鼻水を撒き散らすブラック。しょうがないなとみっちゃん。
み・せっかくコミケ受かったんですから真面目に挨拶しましょうよ。きっとコアなファンの方は待っていたと
思いますし・・・
ブ・ごめんな。いゃあ、嬉しくて。こう、何かで表現したかったんだよ。えーと夏コミケでます。
人生２回目の夏コミ！はい、スタンディグオペレーション！！
うおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！！！！！！！！
み・うふふ・・・
世話焼き女房のような美智子。ヒロインとして唯一無二の存在として人智を超えまくった恥辱、醜態を
晒す辛辣な毎日だがブラックの生き方を理解しいつも笑顔を絶やさない。
み・ああっ、真っ黒っ（笑）！腕が
ブ・釣りに最近いってるから川焼けだよ。この前近所の川でマンズのワンマイナス（知っている人かなり渋い
よね・・）でバス釣ったゼっ！！２０㎝くらいだったけどなんか嬉しかったよな！！
そうこうしてるうち、生ビールと枝豆が・・・夏はやっぱこれでしょ。
ブ・・・するか！
み・・・・はい・・・
ブ、み・かんぱーいっ！！
カキンッ、と響くグラスに注がれたビールはエビス。お祝いはちょっと奮発して初夏の涼を楽しむ。
一気にゴキュゴキュブラックと意外といける口のみっちゃん。
枝豆をつまみながら話は進む。
ブ・今回はねえ・・・正直、正直受かるとは実は想定外だったんだよ。でね、嬉しいんだけど・・・ぶっちゃけ
トークさせてね。多分期待した人もいるでしょうが新刊の「胸いっぱいのディジー６」は冬の予定です。
つまり、夏は出しません。
それが僕、ブラック馬鹿として皆さんに受け止めてもらいたい事です。
み・では新刊・・・は全くなしですか？
ブ・決まっているのはもう１つのライフワーク、「プロレスミッチー」の１０ですかね。後はせっかくなんで何か
だそうかな、と。決めていないんだけど。
み・残念ですね。でもまだ６月なんで頑張れば間に合うんじゃ・・・
ブ・去年。去年の冬・・・覚えてるか？
み・ギリギリで書き上げた「胸いぱ５」ですか？はい。先生が誰もいない所で「ここで負けてたまるかっ！！」
と叫んで間に合った奇跡の本ですよね。忘れられないですよ。格好よかったですよ（照）。
ブ・思い出すと絵的に恥ずかしいけどなアレ（大照）。確かに冬コミには持っていけたけどあれは２度とやっち
ゃいけない事なんだなと分かったんだよ。
み・でも、みんな喜んでたんじゃ・・・
ブ・俺も完成後そう思った。鬼の首マジ獲ったゼひゃほーいっと小躍りしたよ。でも頭冷やして５を見てみると
・・・明らかに手抜きだったりチェックをおこたっててミスが多くて・・・世に出せるものじゃなかったんだよ。
ビールを飲み黙り込む２人・・・美智子はこういう時必ずブラックに合わせてくれる。
楽天家のブラックが真剣な話をする時は傷ついている時・・・愛しむような眼差しで彼を見つめる美智子。
どうなるコミケ？どうなる新刊！？
２に続く