それはそう、暖かい日差しに包まれた
日でした。
突然授業をしていた岸本先生が怒鳴り始めたのです。
「・・なんだこのクラスはっ!!わ、私の
出した宿題を半分以上もやってきてないじゃないか!!」
クラスはシーン・・・と静まり返りました。
実は・・私もやりませんでした。
だって卒業が近いしみんなだって塾とか
進学を優先するもの。
私も先生が嫌いでやらなかったって訳
ではないんですがもう後の祭りです。
「くそっ!馬鹿にしやがって、委員長、出て来い!!」
(・・・・・そんな)
思いつつも出ていき、謝りました。
「・・先生、ごめんなさい。許して下さい」
これは私の心のうちでした。
いくら嫌いと言えども少しだけ岸本先生が可愛そうに思えたから・・だって生徒から
シカトされてるのも知ってたし・・しかし先生はそんな私を見て言いました。
「ふん!クラス委員なんだからな。犬上、
責任取って・・・」
言うが早いか先生は私のブラウスに手をかけ恐ろしい早技で赤いリボンをほどき
スルスルと簡単にブラとパンティーを取り、一気に私はクラスメイトの見てる前で一糸まとわぬ姿に・・・
「きゃっ、いや!」
豊満な胸がプルンと揺れ、ざわついた
男子が噂します。
「・・すげぇ、マスクメロン見てぇ」
(いっいやぁ(泣)
泣きそうでした。
不良のG君は私のお尻をペロンと凝視。
(いやあ(汗)
アソコも丸見え・・・でもそれ以上に嫌だったのは大好きな甲斐君の前での醜態だった。彼の好みがロングよりもショートボブ
だと聞いて髪を切ったあの日・・
密かに隠したダイアリーには彼との架空のデートを楽しむ私の手記があったのに・・・
「みっ、見ないで!いやぁ(泣)」
そんな中、岸本の命令で両手を後ろに組み、いわゆる「好きにして」状態の彼女は
力加減なしの岸本の張り手を右頬にくらった。
ビッタァーン!!
「あふぅ(泣」
瞳を閉じながら千歳はなんとか絶えた。
痛さよりも沢山のクラスメイトに、親友の
真由美に、そして大好きな甲斐に千歳の大事な、好きな人にだけ上げるはずのマスカットのように甘い秘部を見られてしまったショックと屈辱で胸が張り裂けんばかりに痛かった。
(もういや、・・いっそここから逃げ出したい・・)
平凡に生きてきた少女、千歳はその閉じた瞳を無理やり岸本にあけられその全裸をまざまざとクラスメイトに眺めさせた。
頬をつたう千歳の涙をよそに岸本は授業を続けた。
「・・千歳、罰だよ。これから1時間たっぷりとみんなにお前の成長したイイモンを見てもらいなさい・・ククク(ヨダレ)」
(・・・・・・・・ぐ・・)
甲斐は・・・恥ずかしいのか見て見ぬふり
をしていてそれだけが彼女の救いだった。(・・・うふふ。ありがとう甲斐君。やっぱり千歳の甲斐君は・・素敵だよ。・・大好き
・・よ)
そう念じ、天を直視し千歳はついに失禁
した。
(・・・さ・よ・な・ら・・・)。

翌日、犬上千歳は学校を休み、以来引きこもり生活を続けている・・・。

            千歳の手記・終わり



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