PINKFOX  強制収容2

警察の総本部にいくと彼女はVIPクラスの個室に連れ出された。
そしてそこで待っていたのはなんと国の国防大臣の野村だった。
「こんにちは。なるほど、世の男性が虜になる訳だ。君は確かに綺麗だ」
紅茶をすすりながら大臣は言う。
「・・このまま君を罪人にするのは簡単だが、その美貌がなくなるのは惜しい。そこでどうかね、交換条件を飲めば
何事もなく家に帰そう。そしてこれからの安全も約束する。どうかね?」
「その・・条件とは」
「・・・・・国家直属の産業スパイになってほしい」
「・・・・・・!?」
「勿論そうなると国外も相手だが・・・君ならできるとおもうのだが。まず手始めに、この人物の○社との癒着疑惑を
掴み、そのシークレットを欲しい」
その野村が出した人物は彼女が昔、世話になり可愛がってもらった大物政治家であった。
「・・・・・出来ません。」
「・・・意味は分かっているな?イエス、ノー、どっちだ?」
「・・・ノー」
美智子は器用な子ではない。
普通のスパイや打算で動く人間は必ずイエスなのだ。
まず自分が生き残る事を考えるのだか、こういう点、彼女はほんとはスパイなど出来る人間ではなかったのであろう。
信じた人を裏切るなんて出来ない・・・
高校時代の素直さは確かに残ってはいたが大人の世界ではいただけない。
渋い顔をし、野村は別れを告げる。
「残念だ。長いパートナーになれるチャンスを君は潰したんだ」
そして美智子は黒い服を来た警官に連れていかれる。
それは取調室だが、沢山の拷問器具があり、彼女は息を呑む。
スパイだから拷問も何度も受けた経験はあるが拷問は独特の緊張感があるのだ。
それでも最初は机一つにライトを顔に照らされる取調べだったが美智子の罪と証文はもう取れている。
これは単純に彼女を追い詰め、疲弊させ、あわよくば超シークレットを聞き出したい・・・という県警の意向なのだ。
やがて彼女が通り一辺倒の事だけをいい始めると刑事は机をドンッと叩き、おどし、更にネタを絞り込む。
そしてヒートアップしやがて美智子の髪の毛を掴みひっぱり、机に叩いたり・・・
それでも彼女は耐えた。普通の女性ならとっくに泣いているが変に彼女は芯が強かったしもっとヒドイ目にもあって
いたから。
髪の毛を振り乱し、机に頬をつけながら彼女は刑事を睨み、言う。
「・・・知りません。人を騙しましたけどこれ以上の事は知りません。」
取調べはブタ眼という太っちょのやり手で、こと拷問で履かせるテクニックは絶品だ。
遠くで腕くみし、見つめる漢代。
ペロリと舌をなめるブタ眼。
「へっへへ・・まあ超有名なピンクちゃんじゃあこの程度のシバキはお子様ランチだったかね。」
キッ、と美智子はブタを睨み返す。
「あなた、ガールフレンドの一人もいないでしょ?もっと優しくしないとね、女性は振り向いてくれないわ」
「・・・う、うるせえっ!!」
言うとブタは美智子の頬をおもいきりビンタッ!!

バチッ!!!
パチィィッ!!

「くっ・・!!」
ブタの重いビンタに左右に顔を揺らす美智子。
さして髪の毛を掴んだところで漢代たちが止めに入った。
「ブタさん!落ち着いてくださいよ!!」
口を切らしながらも尚、睨む彼女。
たまらずブタは言う。
「くそっ・・・とりあえずお前ら見張っておけ!!この女が寝そうになったら電機棒でおこして一秒たりとも眠らせるな!」
言うとブタは出て行った。
多分、腹が減ったのだろう。
すると、おと漢代たちがギョッとする中、なんと美智子は自分からブラウスを脱ぎ始め、やがて一糸まとわぬ姿になった。
「・・・ブサイクな男性ばっかり。クスクス。こんなのじゃ私をはかせるなんて出来ないわよ、童貞さん(笑)」
「なっ、なんだとぉっ!?」
「大人しくしてりゃあナメやがって・・・俺たちは○本の旧特攻警察からの生き残りなんだぜ!!マジ拷問をかわいそうと思って避けていたが・・・やるぞ!!」
「・・・バカな女だ。」
言うと彼らは太い柱に彼女をくくりつけ縛り、乳首と美智子のア○コ部分にクリップを挟んだ。
ア○コには太い電気棒。
股を開閉した形で彼女は晒されたがまだまだ余裕はあった。
「クスッ。私の痛めつけられる姿で今晩何回抜くのかしら?」
だが次の瞬間、悲鳴を上げたのは馬渕美智子、ピンクフォックスの方だった。
「ひっ!・・・ギャアアアァーッ!!!」
「ピイイィーッ(泣)!!・・・・・ハア・・ンヒイィーッ(泣)!!!」
ニヤつく漢代たち。
「おいおいまだマックスじゃねえよお嬢ちゃま☆もっと粘って下さいよギャハハハッ!!」
(・・・・・・・・・・ひ)
キョドる美智子。その瞳は一瞬にして追われる子羊のようになってしまい、あのズル賢いピンクフォックスの艶っぽい
子猫の顔立ちは消えていた。
だがスイッチが入ったのは彼らの方で、もはや彼女を攻め続け、はかせる事のみの仕事の鬼へと変貌してしまって
いたのだ。
戦時中の旧○本軍のソレはド○ツのゲシュ○ポと同等レベルの陰惨すぎる非人道的な攻めではかせるので有名で
どんな強い人でも必ず落ちた。
そんな攻めを彼女は受ける。
「ヒ・・・・ヒピッ、フギャアアアアアーッ!!たったすけピー!!!!」
「・・・・あーあ始めちゃってるよコイツら。ピンクちゃん大丈夫かよ」
満腹になったブタ眼が戻ってきた。
五回目の電気ショックでついに気絶する美智子。
「・・・・・ふん、女にしてはもった方かな。だけどごめんねぇ、アンタが自供し始めるまでやめるなとの超・偉い人たちの
命令なんで・・・・よ!!!」
ジャパアアアーッ!!
気絶する美智子に冷たい水をぶっかけるブタ眼。
「・・・・・・あ・・・・た、たす・・・」
意識の戻った美智子を見、またスイッチを放つ漢代たち。

カチッ!!

「ギャアアアアー・・アーーアアアアっ・・・・・・」
また気絶した美智子。
「・・・・もうダメだなコイツ。これ以上は・・・・下手すると死ぬぜ。中身も外ずらもあまり傷つけずに拷問たあ・・・偉い様
っちゅうのはいつの時代も理不尽だぜ」
気絶しうなだれる美智子の髪の毛をなでながらブタ眼は言う。
その後彼女は結局4日間で落ちた。電気ショック後、ロープで吊るされムチで五百回以上も背中を打たれ、ここでも
計21回失神その度に水をかけられ意識を戻され・・・逆さ水攻め、陰○も綺麗に剃られ、何十回も沢山の彼らの
チ○ポを両方の穴で受け続け、おかげで彼女のク○トリスはゴムのように伸び、穴もガバガバだ。
それでも気絶、失神をくり返し、乳首を火で燃やされ、針で刺されても屈服し続けなかった彼女が最後に折れたものは
三日間、水だけの゛飢え゛という空腹、そして・・・・・彼女が本当に愛した男、猫宮ヤスシの愛情あふれる説得であった。
こうして財界を沸かせた希代の美人産業スパイ、ピンクフォックスは罪人となり、表舞台から完全に消えた。
4日目の彼女の姿はもはや自信過剰なズル賢いキツネではなく、沢山の拷問を受け、思わず目を背けたくなる程の
痛々しい姿で一部の財界の人間たちに晒された。
「・・・・おい・・・」
同行の警官にケツを叩かれて美智子はハィ・・・と小さくつぶやき、その場でゆっくりとかがみこみ、土下座した。
「・・・・・・・・ご・ご・・・・ごべんな・・・ちゃい・・・・・」
欠けた歯のせいで聞き取りにくいささやくよえな声。
かつて彼女に騙されて夜を共にした大物たちはピンクのあまりの変わりように声なく、ただただ下を向いていた。

その後彼女は一ヶ月のリハピリ生活で体も心も元に戻った。
特に性格はもうピンクフオックス時のような高ピーなものはなく、物静かで内気な女の子、馬渕美智子そのものに
戻っていたのだ。
しかし彼女にもう未来はない。
終身刑という名の元に沖○のとある孤島での肉体労働が彼女を待っているのだった・・・



                                                               3へつづく